縦の糸はホラー 横の糸はゾンビ 織り成す布はいつか誰かを暖めうるかもしれない

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【映画レビュー】閲覧注意なセルビアン・フィルムの評判とネタバレ【グロ注意】

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映画セルビアン・フィルムのレビュー

セルビアン・フィルムはグロ映画で検索をすれば必ず入っている知る人ぞ知る胸糞映画です。

私自身はSAWからはじまってどんどんグロにはまっていったタイプで、体内の一定の周期でグロがほしくなり、ネットをよく物色していますがセルビアンフィルムはその中でも衝撃を受けた作品です。

そんな本作はネットではよく「絶対やめとけ」といわれているものですが、満を辞して見てみました。

映画セルビアンフィルムの点数・キャストは?

90/100点

 (ただし、視聴はおすすめはしませんので自身で判断を)

 

 「セルビアンフィ...」の画像検索結果

 

【スタッフと共演】
監督:スルディアン・スパソイエヴィッチ

脚本:スルディアン・スパソイエヴィッチ アレクサンダル・ラディヴォイエヴィッチ

スルディアン・トドロヴィッチ セルゲイ・トリフュノヴィッチ エレナ・ガブリロヴィッチ カタリナ・ズティッチ

 

【映画セルビアンフィルムのあらすじ】

 ミロシュは元ポルノ男優のスター。
現役の頃は幾多の女優をイカせ続けたが、今は引退し、美人妻と幼い息子を愛する平凡な家庭人になっていた。
そんな彼の元に、昔なじみの女優から俳優の仕事の誘いが入る。
外国市場向けの大掛かりなポルノ映画であり、かなりのギャラがもらえるという話に興味を持ったミロシュは、ある大豪邸に招かれる。「セルビアンフィルム」の画像検索結果
そこで謎の男・ヴィクミルは、彼を絶賛しながら、こんな話を始める。
「私には大金持ち顧客がいて、彼らの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画を撮りたい。そのためには貴方の出演が絶対なのだ! 」
彼は高額な報酬に釣られ契約書にサインしてしまう。
これが、悪夢と狂気な世界への入り口であった・・・。

(amazonより)

【総評】

セルビアンフィルムはうわさ通りの「タブー破り」でした。

行きつく人がたどり着く作品というのはこういうものなのでしょう。

スプラッタものだったり、バイオレンスものだったり、不条理系だったり、好きな映画のジャンルはまちまちですが、ある程度見飽きてくると「もっと激しいやつを!もっとやばいやつを!」となってしまうわけです。

そして一つの終点の映画。それが「セルビアンフィルム」なのです。

題名がセルビアンフィルムというだけあっておそらくセルビアのお話なのだと思いますが、、、もうセルビアには行きたくなくなりましたね。

ここまで評価が分かれるのは、非日常の映画をどこまで楽しめるか、というところだと思います。

いや、待て。むしろゾンビやホラーは非日常(完全なフィクション)だけど、このお話は往々にしてありえる話ではないでしょうか?

世界のお金持ちが多くの欲望を満たしてたどり着くのが本作のような"悪趣味"なものになるのだと思います。

漫画カイジも結局は金持ちの道楽のためにお金が必要な人たちが命をかけて色々なゲームに乗り込んでいってました。

そう考えると、こういうものに大金を出す人はいそうだな、というのがこの映画の本当の恐いところですが、セルビア人は怖いですね。

話を本題に戻しましょう。

本作の見どころはもういいですよね。そうです、映画界というか人間界最大のタブーである近親〇姦×レ〇プです。

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ミロシュは真面目に生きようと足を洗うものの、ある日を境にもう一度ポルノの世界へ身を投じてしまいます。

これは正確にはポルノではなく、むしろさらに下層のアンダーグラウンドというほうが正しいでしょう。

薬でおかしくなり、正常な判断ができなくなってしまったミロシュは最終的に殺人×レ〇プだったり、 近親〇姦とレ〇プだったりのレベルまで人格が崩壊します。

実は見ていて思ったのがアカデミー賞でも話題になったブラックスワンです。

トランス状態でラスト怒涛のように展開が過ぎていく状態は実は(もちろん程度の差はあれ)プリマとしてのブラックスワンのラストと似ています。

もちろん非人道的であることに異論はありません。ただ、衝撃作であることを否定はできないと思います。

セルビアンフィルムを作った人は天才だなと思います。

人が思いつかなこと、できないことを実現するのはある意味才能です。これぞまさに非日常です。

ちなみに最後までミロシュは手のひらで踊らされます。性的な部分はもちろん殺人的なグロの部分もあるのでお腹はいっぱいになります。

アドレナリン中毒になってしまっている人にこそ、これを見て自身のアドレナリンの限界をぜひ感じてください。

 

セルビアンフィルムのラスト

エロ×グロ×胸糞ときてラストはどう落とし前つけるかとワクワクしていましたが、まさかの展開でした。

そうか、最後まで胸糞路線で走るのか。

嵐の前の静けさというか、とにかくミロシュ家族が静かにゆっくりと過ごしているのが破滅へのカウントダウンにしか見えなくて、今思うと見終わった後で改めてミロシュがかわいそうでしょうがなかったです。

彼にとってポルノは生きるための術であり、彼自身に善悪はありません、ただ生きるためだったんです。

でも結局それが原因で死ぬことに、しかも家族が壊れてしまって。

本当の胸糞はラストに他ならないのです。

途中がいかに残虐でタブーに触れていても、家族での心中ほど悲しいものない。

実はそういうメッセージも隠れているさびしい映画、それがセルビアンフィルムなのかもしれません。

最後に

 ちなみに日本ではセルビアンフィルムはR20だったそうです。

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R20ってあったんだな、、、、、でも結局これは年齢の問題ではないですね。

人としてこれをどう受け止められるかのほうが重要だと思います。

見終わったあとは後味の悪さとなんだか、一つ限界を突破したような賢者モードが訪れてるでしょう。

近年のトーチャーポルノ系の映画は新しい転換点を迎えているように思います。

こういう心と身体(目と耳)をえぐってくる映画も今後は出てくることでしょう。

そんな本作はおすすめはしませんが、怖いもの見たさで見たい方は自己責任でお願いします。