縦の糸はホラー 横の糸はゾンビ 織り成す布はいつか誰かを暖めうるかもしれない

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都会のカエルを見たことがない子供が描くカエルのイメージとは?

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突然だが、私には2歳の子供がいる。

ある日保育園でカエルの工作をしたと聞いた。簡単なもので、カエルの型に切り取ったものに目と鼻を口を並べてのりでくっつけるだけのお手軽作品だ。

なにげなく見ていた作品だがなんだか見ていて思ったことを今日は書こうと思います。

不細工なカエルの作品

 

保育園の壁にはみんなの作品が並べてあり、各々色々な目と鼻と口の位置があるカエルが並んでいる。まるで正月の福笑いの遊びのようだ。

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(実際の息子のカエル)

 

例にもれず私の息子も福笑いのようなカエルを作っていた。

目は二つとも端っこに寄っており、口は位置が逆になっているし、配置もおかしい。どちらが上かもどっちが前かもよくわからない。

はじめは笑って見ていたががあることに気づいた。

カエルを見たことがない子供

 

そういえばうちの息子は本物のカエルを見たことがないかもしれない?

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いや、間違いなく見たことはないだろう。私が住んでいる場所は東京都港区、東京タワーがら歩いて15分くらいのところに住んでいるが、周りにいる動物と言えば飼い犬くらいだ。

ふと、自分の子供のころは九州の大分にいたからこそ、バッタをとったり、ダンゴムシを集めたり、セミを取ったりしていたことを思い出した。

小さいころザリガニに触りたくて深さ10cmくらいの川に勇気を出して入っていったことを覚えている。

だが、今の自分の子供は昆虫に触れる機会など皆無であることに気づいた。

川は堤防で数メートルの高さにあるし、公園は木ではなく、芝でできた外観重視の公園である。

見たこと無いものは書けないし、作れない

 

そんな息子にカエルの絵を描けというのは到底無理な話であり、息子にとってみればツチノコを描いてみよう!というのと同じである。

息子はどんな気持ちでカエルを作ったのだろうか。

このカエルは完全に息子の空想の産物であり、頭の中だけでできたユニコーンやツチノコのような生き物と同格の神話の中の生物のようなものである。

  改めて少しショックを受けた。今の場所に住み続ければ公園は実は奇麗な公園しかない。周りには浜離宮や旧芝離宮庭園など、公園とは名ばかりの作られた自然だけである。

子供が生き物と触れ合うようなそういう場所に連れていかなければならないと思ったのが今回の気づきだった。カエルやカブトムシを見たことがなく、アニメの画像やテレビの中でしか見たことがなければそれは例えばドラゴンやツチノコと同じものになってしまうのではないかと思った。

最後に

 

そうなるとカエルがどんな動きをするのかとか、どんな鳴き声を出すかなど及ぶわけでもなく、あたかも空想の産物のようになってしまうのもちょっと悲しいなと感じたである。都心は住みやすいが一方で子供を育てる環境ではないことの一つの理由になりうるカルチャーショックであった。

余談だが、今回ツチノコの話ばかりしているが、このカエル横にすると実はちょっとツチノコっぽいなと思ったのが発端である。