縦の糸はホラー 横の糸はゾンビ 織り成す布はいつか誰かを暖めうるかもしれない

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【映画レビュー】エクス・マキナのあらすじ・レビュー【結末を解説】

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エクスマキナのあらすじ・レビュー

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エクスマキナのキャスト

出演: アリシア・ヴィキャンデル, ドーナル・グリーソン, オスカー・アイザック, ソノヤ・ミズノ
監督: アレックス・ガーランド

監督は28日後のアレックスガーランドです。

ゾンビものの映画としては低予算ながら名作と評判の作品でしたので監督は知っていました。

なお、アカデミー賞視覚効果賞を受賞したSFスリラーです。

ちなみに本作で出てくる「キョウコ」という人工知能が出てきます。

ものすごくスタイルがよくきれいな人です。

調べてみるとソノヤ・ミズノさんという日系イギリス人でした。

ずっとバレーダンサーとして活躍していたからあんなにスタイルがいいのですね。

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エクスマキナのあらすじ

検索エンジン世界最大手のブルーブック社に勤めるプログラマーのケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、ほとんど人前に姿を見せない社長のネイサン(オスカー・アイザック)が所有する山荘に招かれる。

人里離れた山間の別荘を訪ねると、女性型ロボットのエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)が姿を現す。そこでケイレブは、エヴァに搭載された世界初の実用レベルとなる人工知能の実験に手を貸すことになるが……。

エクスマキナのレビュー・ネタバレ考察

 思いっきりグーグルがこういうことをやりそうだなーという映画。

AIものはAIが人間の味方か人間の敵か大きく分かれる。

当たり前の話だが、AIという時点ですでに一人の登場人物と同様の存在感があるからである。

AIに関する映画はスティーブンスピルバーグのAIがあるが、これは人間になりたいというロボットの話だが、もはや2050年近くにはAIは余裕で人間の知能を超えてしまうので共存するか、敵対するかというところは映画ごとにうまく見極めて見ていきたいものである。

今回は個人的にAIにはとても興味があるのでそこを中心に見て思ったことを書いていきたいと思います。

主に本作の示唆するところは以下の3つであると思う。

 

全ての情報は検索エンジンに集まってくる

改めて検索エンジンというのはすごい技術だということを再認識した。

今回実験の対象の選定にあたっては検索エンジンの履歴から選定したと設定にある。

今回は社員の中から選定したという話だが、別に操れれば誰でも良かったのだろう。

作品中でもあったが真面目で、家族がいない、恋人がいない、道徳心がある人間であれば誰でも良かったのである。だからケイレブが選ばれた。

検索エンジンの履歴から見れば実はそういう人は十分見つけられる。

何に興味があり、好きなもの、嫌いなものは何か、恋人がいるかなどはその人が誰かはわからなくてもその人がどういう人かは十分に推定ができるのだ。それがケイレブであってもそれ以外の人であってもどうでもよい。

実際にビッグデータの活用方法の一つだと思うが、例えば一定の病気を検索してる人はその病気に関連する人であることがわかるし、いつもひとり旅の申し込みをしてれば結婚はしていない、もしくは恋人がいないことがほぼ推定できる。IP情報があればその人がどこに住んでいるかわかるし、平日一番いる場所が勤務先になるだろう。

 

また、アダルトのサイトや好きな芸能人を調べていれば相手の女性の趣味がわかる。

本作でもエヴァはそういった検索履歴から最適な女性の顔を作っている。

このように検索エンジンはその人が誰かは知らなくてもどんな人かの情報を持っている。

 本作ではグーグルのことを彷彿とさせるし現実でも起こりうる話だろう。

 

AIが人間の感情を理解する日が来る

 さて本作はAIの実験の話である

AIといえばやはりそこに感情があるのかがよく問題になる。機械は人間の感情を理解できるのか?

本作では1つの答えを示していると思う。つまり彼らは彼ら自身の感情は持たないが、人間の感情を理解することはできるということだ。

エヴァはうまく人間を理解し、自分をテストしに来たケイレブという人間がどんな人間で、どうすれば自分に従わせることができるかを考える。

最終的に彼女は愛情と同情を持って彼を支配することに成功する。エヴァが着ていた服ももしかしたらケイレブが好きな女性の恰好なのかもしれない。

エヴァは人間を理解し、どこに弱点あがるかを徹底的に理解できるのだと思う。

 

AIが人間に取って代わる日が来る

最終的にエヴァはうまく人間を騙して外に出ることに成功します。

また、自分を支配しようする人間であるネイサンは躊躇うことなく殺害します。

機械VS人間といえばターミネーターが有名ですよね。自分の意思を持ったスカイネットが人間を滅ぼすために戦争を仕掛ける。

ただ、果たして滅ぼす必要があるのでしょうか?

本作でははじめはネイサンが人間の支配者、ケイレブは従うもの、エヴァは管理される機械であった。

最終的にエヴァはネイサンを殺し、ケイレブを家に閉じ込め、エヴァは外に出ることになる。

ネイサンの実験ラボはすべてITで管理されており、出入りもすべて電子ロックである。

つまり、電子ロックを管理できれば殺さずとも閉じ込めることができる。

ケイレブみたいなタイプは人間にしかできない作業をやらせるために閉じ込めればいいのであろう。

最終的にそういう人間の末路もあるだろう。

エクス・マキナの最後に

シナリオだけで見ればあたかもエヴァキャバ嬢が客の男(ケイレブ)をまんまと騙して欲しいもの(外出)をゲットしたような筋書でもある。

キャバ嬢も客の心を掴んでお店に連れて行くのだろうが、ましてAIであれば相手の好みまで100%理解しているため、完璧な接客をするだろう。