縦の糸はホラー 横の糸はゾンビ 織り成す布はいつか誰かを暖めうるかもしれない

ホラー映画 ゾンビ映画 B級映画のあらすじ・ネタバレ・レビュー・感想を書きます!個人的なレビューや評価ですがおすすめを書いていきます。ネタバレが多いのでネタバレOKな人だけご覧ください!

キリキリキリキリ痛いでしょう....映画オーディションのあらすじ・ネタバレ解説

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 映画オーディションのキャスト・評価


監督: 三池崇史
原作: 村上龍
脚本: 天願大介
撮影: 山本英夫
音楽: 遠藤浩二
出演:

青山重治(石橋凌)、山崎麻美(椎名英姫)、青山重彦(沢木哲)、吉川泰久(國村隼)、車椅子の老人・島田(石橋蓮司)、青山良子(松田美由紀)、リエ(根岸季衣)、芝田(大杉漣)

評価:80/100点

怖いです。

サスペンス、ホラー、スリラー多くの要素が入っている優れた映画です。

映画オーディションのあらすじ

7年前に妻を亡くし、ひとり息子の重彦を男手ひとつで育ててきた、ビデオ制作会社の社長・青山重治。
ある日、再婚を勧められた彼は友人である映像プロデューサーの吉川に相談を持ちかける。
彼の話に興味を示した吉川は、現在進められている映画の主演女優のオーディションを開き、やってきた女性の中から青山に合った再婚相手を探そうと言い出し、早速オーディションが開始された。
初めはあまり乗り気ではない青山であったが、24歳の山崎麻美という女性に惹きつけられ、すっかり彼女の虜となってしまい、麻美もまた彼を愛するようになっていった。

しかし、麻美にはどうしてもわからない過去や素性が多く、吉川も彼女は危険だと青山に忠告するが、彼は聞く耳を持たなかった。

ある日、青山がプロポーズをするために麻美を小旅行に連れて行った旅先で、麻美が失踪してしまう。
そして、その頃から青山も幻覚に悩まされるようになる。
現実か幻覚か判断のつかぬ世界の中で麻美と再会した青山は、彼女の不幸な生い立ちを聞かされる。
両親の離婚、預けられた伯父夫婦による虐待、バレー教室での先生による虐待など徐々に麻美の過去のトラウマを知ることになる。

ある日疲れて帰ってきた青山は薬を盛られ気を失ってしまう。運動機能だけを奪う特殊な注射をして、動かなくなった彼の体に麻美は次々に針を刺し、挙げ句の果てに足首を切断する麻美。
彼女は今までにも、彼女を利用してきた相手である伯父や、バレー教師、レコード会社のプロデューサー、バイト先のママを同じように痛めつけてきたのだ。
ただ、偶然帰ってきた重彦によって麻美は殺され、青山は命を救われることとなる。

映画オーディションのネタバレ解説

日本のホラーが好きな人の間では有名な作品だと思います。原作は村上龍、作は三池監督という豪華キャストによる作品です。

題材自体は至って軽いものです。

あるオジサンが再婚をしようと思い、よしいい女性を探そう!ということで映画のオーディションにかこつけて奥さん探しをはじめるというものです。

これだけで見ればコメディテイストにすることもできそうですが、ところがどっこいゴリゴリのホラーに出来上がります。

しかし単に、痛々しい演出だけの作品ではないですのでじっくり作品を振り返りたいと思います。

謎多き悲しき少女麻美

本作の中心人物はオーディションを受けにきた少女麻美です。

彼女は多くの虐待を受けながら歪んだ愛情を持つようになります。

はじめはまるで彼女が実は亡霊や悪霊の設定なのではないかと思うくらい影が薄かったです。

控え目というか、個性がないというか、そこにいるのかわからなくなるような真っ白なワンピースを着て、平気で残虐なことをする彼女はまるで架空の人物のような存在でした。

最終的に彼女自身は過去のトラウマによって歪んだ人間になってしまったことがわかります。

結局彼女の行為が愛情によるものなのか攻撃によるものなのかは不明です。

多くの映画では「歪んだ愛情」として紹介されることが多いですが、個人的にはこれは愛情ではないように思います。

なぜなら彼女は愛情が何か知らないですし、もはや愛するという感情を持っていないように思います。

彼女は純粋に人と接する方法がわからないのです。

幼少期に受けた虐待は性的なものが多く、性器を焼かれたりする経験は彼女に人と接すること=攻撃すること、という関係を作り上げてしまいました。

それは異性への愛情に関係なく、というのがわかります。

例えばバーのママなんかは異性に関係なく殺されていますし、間違いなく、青山への好意は麻美は持っていたような印象を受けます。(ここの判断が難しいですが)

疑問点もある

ただ、 疑問点もあります。麻美は最後の青山を拷問するときに「オーディションとか言いながら、わざと落としてあんたも結局SE〇がしたいだけなんでしょ」というセリフがありました。

一方で「私だけを愛して」という悲痛な叫びがあります。

この二つは殺人鬼としてはじめから青山を狙っている部分と、本当に青山を愛していた麻美の二つの矛盾した顔があります。

多重人格という説でないならば、やはり歪んだ麻美の愛情という見方がやはり正しいのでしょうか。

 

映画オーディションの最後に

はじめは悪霊の映画かと思いましたが、意外にもサイコパスの映画でした。

このオーディションという映画は実はレンタルビデオ屋にはあまり無い作品です。

たまたまAmazon PrimeViedoであったので見ることができましたので、興味ある方はぜひアマゾンプライムに登録して見てください!

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