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【映画レビュー】7wish(セブンウィッシュ)のあらすじ・ネタバレ感想とラスト結末解説

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【7wish(セブンウィッシュ)の評価】

70/100点

可もなく不可もない作品。

つまらないというほどでもないが、展開にあまりひねりはなくラストまで安心して見れる作品。

ラストは少し急展開があり、見ていて少し満足。

そういう意味ではマイルドな作品なので誰が見ても問題ない作品。

私ぐらい癖がある人だと、甘口のカレーを食べているような物足りなさを感じてしまいます。

【7wish(セブンウィッシュ)のあらすじ】

クレア・シャノンは幼いころに母親が前触れもなく突然自殺していることに悩み、トラウマになっている。

クレアの父親(ジョナサン)はろくに仕事もせず、ゴミ漁りを日課にしていた。

ある日、ジョナサンはゴミ捨て場から中国風のオルゴールを持ち帰り、それを誕生日プレゼントとしてクレアにプレゼントした。

オルゴールの文字は古代文字で読めなかった。

ある日クレアをいじめる女の子に対してオルゴールに向かって「腐ってしまえばいい」と言ったことが次の日現実になってしまう。

しかし、同日飼い犬(マックス)が家の軒下で死んでいることが発見される。

クレアはオルゴールに不思議な力が宿っているのではないかと考え始めるが、マックスの死がそれと関係しているのかについては判断できずにいた。

クレアはクラスの人気者で美人と付き合っているポールに恋心を抱いていた。

オルゴールに「ポールが私に夢中になりますように」と願った。

すると今度はポールがクレアに夢中になった一方で、クレアの叔父で資産家のオーガストが急死してしまった。

その一報を聞くや、クレアは「叔父の遺産が全部私のものになりますように」と願った。

直後、全ての遺産がクレアのものとなった。

しかし、その代償として、クレアが親しくしていたお向かいのミセス・デルカがディスポーザーの事故で死んでしまう。

クレアは同級生のライアンの親戚ジーナにオルゴールの文字の解読を依頼した。

それによると7つの願いが叶い、叶ったときに血の代償を払うこと、根がいた7つ叶った時に持主の魂を奪いさることがわかる。オルゴールはペストが中国に流行ったときに役人を恨んだ女性が悪魔と契約して不思議な力を得たもので、その後その女性は自殺。中国に行ったアメリカ軍人がアメリカに持ち帰ったものだった。

クレアは「父親のゴミ漁り癖をやめさせてくれ」とオルゴールに願ったところ、父親は性格が一気に変わる。

今度はジーナはライアンにオルゴールの血の代償について伝えた後に急死した。

クレアはオルゴールを手放せなくなっており次は「クラスの人気者になりたい」と願い願いが叶う。

ライアンや親友たちはオルゴールを処分しろとクレアに迫ったが、彼女はその要求を拒絶した。しかしそのころ同時に親友が死んでしまった。

クレアはオルゴールを手放せなくなっており、次に「お母さんが生き返る世界」を願う。

クレアにとって最高の世界に見えたが、今度はお父さんが木を切っているときに事故死してしまう。

最後にクレアが願ったのは「オルゴールを拾った日に戻りたい」というもの。

クレアは戻った日に、父親がオルゴールを拾わないように自分で拾いカバンに入れる。

学校にいったクレアはライアンにオルゴールを渡して必ず埋めてくれとお願いする。

その直後クレアは同級生の運転する車に轢かれて死んでしまう。

ライアンはオルゴールを埋めようと穴を掘るがふとオルゴールの「7つの願いを叶える」という文字を見て掘る手を止めてしまう。

【7wish(セブンウィッシュ)のラスト結末解説】

 

ラストに7wish(セブンウィッシュ)は怒涛の展開を見せます。

注目すべきは2つあります。

一つは最後の願いは何か。

もう1つはお母さんがなぜ自殺したのかという謎。

最後の願いについてはあらすじにも書きましたが「オルゴールを拾った日に戻りたい」というもの。

このオルゴールは拾ったものの願いをかなえますが、その呪いにより、手放せなくなる+願いを言いたくなる効果があることがわかります。その結果、6つの願いをかなえた時点で必ず自分の周りの人間が最大6人死んでいることになります。(タイムスリップできるので1人の可能性もあり)

そして7つ目の願いで自分が死にますので2人死人が出ます。でも自分が拾った日にタイムトリップできれば少なくても自分だけが死ぬ世界にできるので死ぬ人数を最低限に減らすことができるのです。

もう一つの見どころはお母さんの自殺の謎ですが、これはお母さんがオルゴールの絵を持っていたこと、突然お母さんが自殺したことから、お母さんがオルゴールをもっていて、かつ7つの願いを叶えたことがわかります。

ここからは私の予想ですが、彼女の家はとても7つの願いを叶えた家族には見えません。豪邸に住んでいるわけでもなく、理想の生活を手に入れているとはいいがたい普通の家庭です。

そのため、母親も最後に「オルゴールを拾った日に戻りたい」と願ったのではないでしょうか。

そして拾った日に彼女はオルゴールをゴミ箱に捨てます。そして捨てた日に自殺してしまいます。

(細かいことを言えばすぐに捨ててしまうと彼女がオルゴールの絵をかけないので絵を描いたのちに捨てたとみるのが正しいです。)

【7wish(セブンウィッシュ)のネタバレ感想】

とてもいい題材とキャストであったと思いますが、アメリカではとても評価の低い作品です。

 確かに自分の願いと引き換えに他人の命が奪われる、という魅力的な題材であるのに、なんだか凡庸な作品になってしまっているのはシナリオや撮り方が悪いのでしょう。

もう1歩欲しかった作品

一つは展開が緩やかすぎるというもの。

7つのなんでも叶う願いのわりに、願いは非常に平凡なもので嫌いな子に復讐、人気者になる、好きな人が自分に振り向くなどとても代償が死という割に願いが薄っぺらすぎます。

子供を題材にしているとは言え、高校生であればもう少し欲望が深くてもいいかも。

もう一つは代償の死がランダムすぎます。 

 ジーナなんて一回オルゴールのことを聞いただけなのに死んでしまうし、もう少し身近な人や友人が死ぬほうが死のシーンに深みが出るのではないでしょうか。

また、ファイナルデスティネーションのように死ぬことを楽しむような工夫もほしかったです。誰が死ぬかわからないので死に方なんかももう少し工夫していけばR15にはなるでしょうが、楽しめたと思います。

目新しさがありそうでない

 アメリカの不評を一言でいえば「新しい展開がない」ということ、ありそうでなかったカテゴリーの映画だが、特に信じられないようなどんでん返しもなく、結局最後は主人公が死んでしまうし、単に「調子に乗った女の子が事故で死んだ、以上」となってしまっている。

そして、オルゴールは次の人にわたってしまう。

もし私だったらオルゴールの死の連鎖を止めるくらいの脚本が欲しかった、あるいは死の連鎖を止めるために女の子が自ら犠牲になるような悲しい題材にするべきであったと思う。

 

【7wish(セブンウィッシュ)の最後に】

目新しさがなく、展開としては小さな山と谷があるので映画を見慣れている人には退屈な局面も多いと思いますが、その分普段映画を見ない人なんかにはこれぐらいの展開がほどよくいいのかもしれません。

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