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【映画レビュー】グリーン・インフェルノのあらすじネタバレ感想【見どころを解説】

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 ※閲覧注意

残虐・グロシーンがある映画ですので、苦手な方はご注意

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グリーン・インフェルノのキャストと評価

 [スタッフキャスト]
【CAST】
ジャスティン:ロレンツァ・イッツォ
アレハンドロ:アリエル・レビ
エイミー:カービー・ブリス・ブラントン
サマンサ:マグダ・アパノヴィッチ
ラース:ダリル・サバラ
ケイシー:スカイ・フェレイラ
【STAFF】
監督・脚本・製作::イーライ・ロス『キャビン・フィーバー』『ホステル』シリーズ

評価 80/100点 

言わずもがな、イーライ・ロスと言えばグリーン・インフェルノと言ってもいい作品だと思っています。

ぜひ、ロスの世界を楽しんでください。

(ただし、グロOKな人だけ)

グリーン・インフェルノのあらすじ

父親が国連に勤務しているジャスティンはアレハンドロ率いる活動家のグループに関心を持った。

彼らは原住民のヤハ族を迫害して熱帯雨林を開発しようとする大企業を止めるべく、ペルーの熱帯雨林に行く計画を立てていた。

ペルーへ渡った彼らはブルドーザーが伐採を繰り返す現場へ潜入し、自らを鎖で縛り、スマホのカメラで全世界にストリーム放送をし、悪質な開拓をする業者に開拓を断念させる。

成功に酔いしれる彼らだったが、帰路につく中搭乗していた小型飛行機が、突如エンジントラブルに見舞われ森に墜落してしまう。

生き残った彼らはなんとか助けを求めようとするが、全身を赤色に塗ったヤハ族の集団に捕まってしまう。

1人また1人彼らの仲間がヤハ族によって食べられてしまう。

ジャスティンは処女であるという理由から儀式のために1人別の部屋に連れて行かれるが、隙を見て一人脱出を試みる。 

グリーン・インフェルノのネタバレレビュー

 

鬼才イーライロスの絶対的自信作。それがグリーンインフェルノだ。

はっきり言って、この映画は好き嫌いがきっぱりと分かれる。

なぜなら本作はきわめて残虐な映像が連続で続くだけの映画だから。

この映画を単純に「悪趣味」と断ずる人もいれば「目が離せない」という人もいる。

私はとにかく目が離せなかった。

イーライロスという人はこうやって人間を痛めつけるのかと見ても見てもつらくてしょうがないのだが、目が逸らせない。

元々イーライロスはホステルのようなグロ描写で相手を怖がらせるよりも、キャビンフィーバーやノックノックのような精神的な攻撃を得意とするイメージがあったのだが、このグリーンインフェルノは見事にそんな彼の才能を改める機会になりました。

極めてまじめな作品が逆に怖い

食人族は決して遊びや快楽で人を殺しません。彼らはとにかく人を食べるために殺すのです。

そのため、解体された人間は残酷なシーンのように殺されるのですが、それはあくまで料理の一環です。

しかも切り終えて解体されたあとはしっかり塩をまぶして、野菜とあわせて調理していくのです。

淡々と厨房に立つ女性ヤハ族の怖さは背筋が凍ります。

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なんとも小気味いい

 なぜだろう、なぜかこの作品を見ていると残酷な描写に目を覆ってしまいながらも彼らをそれほどかわいそうと思わない。むしろ小気味いい気さえする。

人権保護だの、世界平和だのを大学生が言うことは正直言うと耳障りだと思う人はいるのではないだろうか?

サラリーマンが毎日汗水垂らして働いている中で、自分で学費も稼がずオシャレと酒と麻薬に溺れる大学生が名前を売るためにスタンドプレイに走って環境保護を主張する。

結局アレハンドロは善意ではなく、裏で別の営利企業と組んで今回の騒動を仕組んでいたわけだが、そういった偽善的行為にほとほと嫌気がさすのはサラリーマンの私だけではないはずだ。

一言で言えば「ざまあみろ」なわけだ。

 生半可な気持ちでスタンドプレイに走って、「よし、インターネットの力で俺らが守ってやろうぜ!」なんていう思いつきと勢いだけの正義など到底力があるわけがない。

これはロス自身が言っていることだが、「SNSでお手軽な正義感に被れて何も行動せず、ただ拡散し怒りをぶつけるような奴らは食人族に喰われちまえばいい」と言うとおりで、インターネットの力を過信している勘違い野郎なのだ。

だからこそ、守ろうとした彼らに目を向けず、自分たちの功績に溺れ、最終的に守ろうとした現地人に食べ物にされてしまう。こんなにパンチの効いた皮肉は見たことがない。まさに天晴れ。

世の中はそんな簡単に正義と悪が決まるものではないし、しかもそれを遠く離れた都会で贅沢な食べ物を食べながら心配するなどもってのほかなのだ。

本当にヤハ族のためを思うのであれば、ブルドーザーの進行を止めるだけでなく、自分自身を食べ物として差し出すのが一番彼らが喜ぶのだろう。そんな皮肉もこの作品には効いているのかもしれない。

 

グリーン・インフェルノの最後に

 

 イーライロスの最高の才能を見たような作品です。

もちろんグロがだめな人は絶対にだめだと思いますが、それでも皮肉たっぷりなこの作品は目を覆いながら見てほしいですね。

グロ好きな友達に会ったときにまず話したのが「グリーンインフェルノ見た?」という挨拶になるくらい有名な作品ですから、グロ映画好きには絶対に見てほしい作品です。

R18ということですが、性的要素がほとんどありませんのであくまでグロだけでR18を勝ち取っているわけです。

やはりこれぐらいぶっ飛んだ作品を今後もイーライロスには作ってほしいです。

(個人的にはぶっとんでいてもロブ・ゾンビにはこういう作品は作れないと思っていますが) 

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