縦の糸はホラー 横の糸はゾンビ 織り成す布はいつか誰かを暖めうるかもしれない

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映画28週後…のあらすじ・ネタバレレビュー【パニック映画の最高峰】

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映画28週後…のキャストと評価

<キャスト&スタッフ>
ドン…ロバート・カーライル(家中 宏)
スカーレット…ローズ・バーン(宮島依里)
ドイル…ジェレミー・レナー(横堀悦夫)
アンディ…マッキントッシュ・マグルトン(亀井芳子)
タミー…イモジェン・プーツ(弓場沙織)

監督:ファン・カルロス・フレスナディージョ
製作総指揮:ダニー・ボイル/アレックス・ガーランド
音楽:ジョン・マーフィ

評価:85/100点

映画28週後…のあらすじ

物語の開始はドンと妻のアリスの隠居生活から。そんな時、一人の子供がドン達が避難している家に逃げ込んでくる。ドン達生存者は子供を保護するが、追ってきた感染者が家の中に侵入してしまう。ドンは感染者に襲われつつあるアリスを見捨てて一人脱出に成功する。

28週後、ようやく事態が鎮静化の兆しが見え始め保護区域内の都市の復興が進んでいた。 保護地区で暮らし始めたドンのもとへタミーとアンディが帰ってくる。ドンは子供達と無事に再会できたことを喜び、満足の生活を送っていたが自分が妻を見捨てて逃げてしまったことを隠して母が死んだことを子供達に伝える。

アリスの死を聞かされたタミーとアンディは、せめてでもと母親の生前の写真を持ち帰る為に保護地区外の自宅へと侵入する。そこで2人はアリスを発見する。軍による検査の結果、アリスは耐性があることが発見される。ドンの嘘に怒りを露にする子供たち。更に感染を知らされていないドンはアリスの隔離されている部屋に忍び込み、見捨てて逃げたことを謝罪し、キスを交わすがそれがもとで感染し、アリスを殺害、基地内にウィルスを撒き散らしながら暴走する。軍隊による封じ込めは後手後手になり、隔離しようと集めた住民たちに瞬く間に感染が広がる。ロス少佐はアリスの免疫性が子供たちに遺伝している可能性を考慮して二人を保護するが、群集の混乱に巻き込まれてしまう。ストーン准将は感染者の選り分けは不可能と判断し、全住民の殺害「コード・レッド」を指示する。虐殺の最中、ドイル軍曹は離反し、ロス少佐と共にタミーとアンディを連れて街を出ようとする。 

 映画28週後のネタバレレビュー・感想

ホラー映画好きには有名な作品だと思いますが改めて。

特に本作の前に出ている28日後という作品は、低予算ながら 世界中で話題を呼んだ作品です。

28週後は28日後に出てくるゾンビを、よりパワーアップさせ、人数や規模 そしてハリウッドで有名な俳優を使うことによってスケールアップした作品となっています。

出てくるゾンビは 血眼になり目の色は変わり 非常に凶暴性を持つ人間を襲います。

しかも通常のゾンビと違い全速力で走って追いかけてきます。

これが本当に怖くてたまらないんです。

特に始めのシーンで人里離れた小屋でゾンビから隠れて住んでいる夫婦集団ですが、最終的にゾンビの集団に奇襲をかけられ、命からがら逃げます。

もうとにかくそのゾンビの走りが早いのなんのって。

文字通り血眼になって追いかけるもんですから、そのシーンは本当に怖いです。

襲ってくるゾンビはゾンビというよりは頭おかしくなった攻撃的な人たちという漢字で何だか人間性が残っている人たちのように襲ってきます。

オープニングの後半でお父さんが一人で逃げますが、それを追いかける何十人ものゾンビがただひたすらに全速力で追いかけてくる。そのシーンは通常のゾンビにはないパニック映画としての様相を前面に押し出してきます。

通常ゾンビの場合は噛まれないようにという設定が非常に強いですが、本作品ではゾンビに殺されるという要素の方が強いです。

噛んで食べるというよりは噛んで殺す、というほうが表現として正しいでしょう。

ということで一言言っておくとこの映画本当に怖いです(さっきからそれしか言ってませんが)

強さよりもパニックとして 人間追い詰めてくるその強さが本当に怖いです。

それが、ゾンビの数のせいなのか、ゾンビの走る勢いのせいなのか、ゾンビの血眼のメイクのせいなのか、 血が滴るそういう設定がそうさせているのか。

一方で単純なホラーやゾンビ映画ではなく、人間が生き残ろうと言うそーゆー意思を感じる作品です。

例えば本作では1人の軍人(ロス少佐)が民間人を救おうと奔走します。

銃撃や時には味方のヘリコプターで奮闘しますか、結局最終的に子供たちを守るために自分を犠牲にして他の人を助けます。そういうヒューマン的な犠牲の精神を持ったキャラクターが出てくるのは生きる意思をとても感じる作品です。

そういった意味で単なるパニック映画と言う面だけではなく誰かを守ろうとする感動的なアクション的な要素もあったりします。

でもあんなに頼りになった彼があんな最後を迎えてしまうなんて、、、そこらへんがまた絶望的気持ちにとどめを刺します。

ちなみにこのウィルスを撲滅させるために政府が取る作戦は燃焼滅却です。

フレイムランチャーを装備した兵士が街を徘徊して感染者を燃やして回るのですが、もし現実で起きたらこういうことはしないでしょうね。

というのも人は自分がやりたくないことは他人もやりたくないものです。増して人間を焼き殺す仕事なんて兵士であってもやらないでしょう。

100%PTSDまっしぐらです。増して道徳的に不可能でしょう。

だからゾンビや感染者系の作品では爆弾がよく使われます。

ボタンを押す人にできるだけ苦痛を与えないようにするためですよね。

 

映画28週後…の最後に

 ちなみに28日後、28週後のほかに28ヵ月後や28年後のような映画も出ていますが、かなり微妙な映画ですので見る必要なしです。やはり28日後と28週後は最高です。

王道のファンは28日後が見た時の衝撃が多かったので28日後のファンが多いですが、パニック映画としての単純なアドレナリンの分泌量で言えば28週後のほうが、おすすめですね