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映画「全員死刑」のあらすじとネタバレ感想【閲覧注意】

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全員死刑は大牟田4人殺害事件をベースに作られた映画で、ヤクザものの映画です。

登場人物はフィクションであるもののおおもとは実話であることから事実は小説より奇なりともいえる作品です。

 

 全員死刑のキャスト

タカノリ (首塚家次男) - 間宮祥太朗
テツジ (首塚家父) - 六平直政
ナオミ (首塚家母) - 入絵加奈子
サトシ (首塚家長男) - 毎熊克哉
カオリ (タカノリの彼女) - 清水葉月
パトラ (吉田家母) - 鳥居みゆき
カツユキ (吉田家長男) - 落合モトキ
ショウジ (吉田家次男) - 藤原季節
オカダハルキ (カツユキの友人) - 松田陸
ハルカ (サトシの彼女) - 護あさな
ドロちゃん (タカノリの友人) ‐ 中村祐太郎
ケンちゃん (タカノリの友人) - 一ノ瀬ワタル

全員死刑の評価

★★★★☆

 本当に実話なのかと疑いたくなるような作品でびっくりです。

もはや短絡的というか、とんでもない一家がいたもんだとびっくりで、逆に新鮮でした。

個人的にはそういう意味でもとても楽しめた作品です。

全員死刑のあらすじ

【概要あらすじ】

借金を抱えたヤクザである父親・テツジとヒステリックな母親・ナオミという両親に囲まれた青年・タカノリは、家族を借金苦から救うため、すぐ近所に住む金貸し業の資産家・吉田一家を襲撃し、財産を奪う計画を立てる。

しかし、タカノリは兄のサトシとともに、あまりにもお粗末な強盗から吉田一家の息子を殺害してしまう。タカノリ一家はそこからエスカレートして全員で共謀し、吉田一家が溜め込んだ金を狙って、吉田一家の長である母親やもうひとりの息子、その友人さえも「家族愛」を合言葉に身勝手にも殺害していく。

Wikiより

全員死刑のネタバレ解説

(一部閲覧注意画像があります。)

冒頭でも書いたとおり、事実は小説より奇なりとはまさにこのことです。

ヤクザ一家に生まれたタカノリは兄サトシとともに、むちゃくちゃな毎日を送っています。

特にタカノリは一家の跡取りとして家族からも愛されており、自身もその期待に応えるべくどんどん凶暴な一面を見せていきます。

 

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 タカノリ演じるのは間宮祥太朗。

初主演とのことですが、とにかく表情豊かで喜怒哀楽の感情をしっかり出しながら演技されていて、ヤクザものなのにとても感情移入してしまうというか、なんとも憎めない奴なのです。

 見てくださいこの表情。

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 金を奪うために友達の首を必死にロープでひっぱっている姿です。

必死というか、一生懸命というか、家族を救うために、お金をゲットするために、とにかくその障害となる奴は殺してでもどかしてやるぜ!という気概が見える迫力の表情です。

ちなみにロープで絞められている彼はこれ。

閲覧注意です。

 

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 人間首を絞められるとこんな感じになるのか全く分かりませんが、こういう演出が随所に見られるのが本作品のいいところです。

シリアスな場面でも別に殺人シーンをシリアスに見せたいわけではないので、笑えないんだけど、クスっていっちゃうようなそういう画を用意してくれています。

そして、この全員死刑に出てくる奴は、もう文字通り全員死んだほうがいいやつです。

タカノリが金庫を開けるために道具を借りに行った先の友人がこの人。

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 なぜ眼帯?!

しかも女の人が叫んでるのか喘いでいるのかわからん声がこころなしか聞こえる?!

あとで開設されますが、レイプドラッグで女子高生を監禁していたことがわかります。

本当に大丈夫かこの作品?R15じゃ足りねーだろ!

 そして、本日のメインディッシュが彼女

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 鳥居みゆきかよ!

綺麗にすると確かに変態っぽいおばさんに大変身です。

一家は彼女を殺して彼女の家の現金をがっつり奪おうと考えるわけです。

もうこの人への毒薬の飲ませ方も吹き出します。

レイプドラッグをのりたまと混ぜてふりかけ風にして食べさせるのですが、もうこんな発想奇想天外でとっても大好き! 

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 見事彼女をぶっつぶしたら、息子たちもしっかり頭を打ち抜きます。

中にはカツユキの関係ない友人もいましたが、まあしょうがないですかね。

だってタカノリに挨拶もなしの不愛想でしたから死んでしょうがないかな。

そして、カツユキを見て 名台詞

「お前ら全員死刑だーーーー!」

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 迫力の演技でした。

あとはとにかく乱暴に死体を捨てて乱暴に家探しして、結局お金はほとんど手に入らず。 

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 最後にタカノリの彼女が「ばかじゃねーの」と言っておわり。

でもこのカオリさん演じる清水葉月さん本当に奇麗。背は小さいし、身体も華奢なのにタカノリの威勢の良さに全く負けない迫力でした。

感想

見終わってみるとあっと言うまに見終わってしまった作品です。

そうか、こういう頭の悪い一家も現実にはいるんだよな~と妙に納得してしまいました。

でも本当に頭が悪い!結局お金は手に入らないし、関係ない人もいっぱい死んでるし、家族ももはや愛し合ってるのかもよくわからない一家でした。

こういう人が近くにいたら速攻で引っ越すな~という作品でした。

 

最後に

ブラックな部分もいっぱいありますが基本的にポジティブに描かれた作品です。

それでも丁寧に作ってるし、ある意味不幸な家族の歪んだ愛情を正確に表現してるのかもしれない。