縦の糸はホラー 横の糸はゾンビ 織り成す布はいつか誰かを暖めうるかもしれない

ホラー映画 ゾンビ映画 B級映画のあらすじ・ネタバレ・レビュー・感想を書きます!時々独り言をつぶやくこともあります

映画CUB/カブ 戦慄のサマーキャンプのあらすじとネタバレ感想

CUBï¼ã«ã æ¦æã®ãµãã¼ã­ã£ã³ã 

 CUB/カブ戦慄のサマーキャンプの評価

★★★☆☆

個人的には結構満足な作品です。

終始ゆるい感じで物語が展開しますが、その展開に似合わない残酷な殺され方がスラッシャー映画としてとても良いです。

名作とは言えないまでも暇つぶしには最適です。

風呂敷を広げすぎてしまい、ところどころ(?)となってしまうので★ー1つ減点です。

 CUB/カブ戦慄のサマーキャンプのあらすじ

サムはボーイスカウトのカブ隊に入隊しています。

彼は家庭内暴力を受けたトラウマがあることから、隊長のクリスや副長のピーターに問題児と思われ、目をつけられています。ヤスミンはカブスカウトの紅一点で、料理を担当しており、ピーターと付き合っています。

キャンプ場につくと、地元の若者が場所を占拠しており、仕方なく違う場所を探します。ようやく適当な場所を見つけると、見回りに来た巡査がここは過去に人が死んでいるいわくつきの場所だと教えてくれます。

サムは一人で散策していると木のお面をつけた不気味な少年に出会います。サムはクリスたちに聞いていたカイという化け物(噛まれると狼男になる)だと思い込みます。

周りのみんなはカイなんているわけないと一笑に付しますが、カイは遠くからキャンプのテントを見ていました。

また、カイとは別にその森には大柄な男が住んでおり、森に踏み入れた人間をトラップにかけては殺して自分の住処に連れて帰っていました。

カブ(CUB)のラスト結末

大男はカブ隊のキャンプを襲って、クリスや子供たちを次々と殺していきました。

ピーターはトラップにかけられてしまい死んでしまいます。

ヤスミンは男たちに捕まってしまい、監禁されますが、自力で脱出し森の中を走って逃げました。

遠くで車のライトと音が聞こえたためそっちのほうへ走っていくとそれは車のライトに似せた仕掛けでした。

ヤスミンはまた捕まってしまい、カイによって殺されてしまいます。

ヤスミンは死ぬ前にカイの木の仮面を取ると、それはサムだったのでした。

CUB/カブ 戦慄のサマーキャンプのネタバレ感想

異質なスラッシャー映画です。

大男が出てくるあたり想定どおりですが、今回の主人公は子供たちなのです。

しかも死ぬ側も子供、殺す側も子供という手加減するのが難しい設定ですが、悪趣味になりすぎず、うまく適度に残酷な作品に仕上がっていてその点は評価できます。

 

ラスト結末考察

さて、広げすぎた風呂敷の唯一の回収点はラストの「サムがカイであった」という事実です。

順当に見てくと、床下の井戸のようなところでカイとサムが争って、サムがカイの仮面を奪って生き延びたという見方が妥当です。そして、元々トラウマがあるサムはカイを殺したことでスイッチが入り、新しいカイとなり、殺人鬼となる、というのが順当な見方でしょうか。

個人的には映画ハイテンションのように実はサムがはじめからカイだったというようなオチだったらいいな~と思いました。(サムが実は精神的な病気で作り出した幻影とか)

はじめはその可能性もあるかなと思って見ていましたが、ヤスミンがカイとサムを別人格として識別しているシーンなんかも散見されますので、やはり、井戸に落ちる前のカイはサムとは別人なのでしょう。

そういう意味ではラストのオチは少し弱かったかなという感想です。

 

ピタゴラスイッチ的殺人

スラッシャー映画として分類されるであろう本作ですが、大男が出てくるまでは実は彼が手を下すことはなく、森に仕掛けられたトラップによって人が自動で死ぬという仕掛けが秀逸です。

こういったトラップ系ですとパーフェクトトラップやピタゴラスイッチのように人が死ぬのはファイナルデットコースターなど名作が多いですが最近はあまり見かけない分久しぶりにこの手の作品を見て満足です。

ホラー映画のお子様ランチ

大男によるスラッシャー映画、ピタゴラスイッチのようなトラップ、ラストのサムとカイの関係などところどころ小さな見どころがあり、まるでお子様ランチのように少しづついい部分が見れる作品です。ただし、お子様ランチですのでお腹いっぱいになることはありませんが。

 

 CUB/カブ戦慄のサマーキャンプの最後に

木のお面を付けた少年が殺人鬼という一風変わった作品としてそれなりに満足です。大手レビューサイトでは評価が低いですが、「それなりに満足」という方が多く、私もその意見に賛成です。

しかし、皆さん★の評価は厳しく、★2ぐらいに落ち着いており、コメントと評価があってない?のが気になります。

スラッシャー映画が好きであれば見てみるのもありだと思います。