もう記事のタイトルがすべてを物語っていますが、映画.comがホラー映画特化型の動画見放題サービス「OSOREZONE(オソレゾーン)」というサービスを開始するそうで今から待ち遠しくてしょうがありません。
まだコンテンツのサービスラインナップは未定のようですが、今わかっているのは以下の通りです。
価格:500円(税抜)
コンテンツ:ホラー映画とドラマ
コンテンツ数:未定 「数百本以上」という記載あり
ホラーカテゴリー:未定 リリース時はゾンビ映画が大量に出るらしい
リリース日:未定
ほとんどが未定!不明!ネット上も情報なし!もうやきもきしてしょうがないので勝手にこのサービスに対する期待と恐れを書いていこうと思います。
日本人とホラー映画
その前に日本人とホラー映画の関係を見ていきます。
まず言わせてほしいことは外国の人に比して日本人はホラー映画を見ないということです。
日本を代表するホラー映画と言えば?と聞かれると結構バラバラなのではないでしょうか。
個人的には「リング」と言いたいのですが、これは1998年の映画なので20年以上前の映画であり、最近は「これぞホラー」という映画はないように思います。
海外を見れば最近では「イット それが見えたら終わり」なんかは大ヒットしましたよね。
日本でもある程度は見られたようですが、海外ほど盛り上がったとは言えないでしょう。
ホラー映画好きか嫌いか
私の知人の映画好きな人に「映画は見ます、ホラー以外は」と言われました。
最近見たホラー映画を聞くと「いや、数年見てないですね…あ、カメ止め見ました」と言う人いますが、カメ止めはホラーじゃないですから、、、、、
で、逆にホラー映画好きな人は「ホラー映画以外見ない」という人が多い印象があります。
つまりホラー映画というのは①ホラー映画を見る人②ホラー映画以外を見る人に分けられるようです。
ホラー映画は地雷
こういうとホラー映画ファンを狙って映画見放題作ればいけるんじゃない!?と思うかもしれませんが、日本でも公開本数としては圧倒的にホラーが少ないです。
大手のT○H○シネマなんてほとんどホラーやらないですからね。
それぐらいホラー映画というのは儲からない地雷なんです。
でも今回OSOREZONE(オソレゾーン)がそんなホラー映画カテゴリーをブルーオーシャンと見て参入してくるわけです!
私にとってこのOSOREZONE(オソレゾーン)は期待とともに不安や恐怖を感じる存在でもあります。
OSOREZONEへの期待
そろそろOSOREZONE(オソレゾーン)について書いていこうと思います。
OSOREZONE(オソレゾーン)のウェブサイトにはホラーコンテンツ本数が数百本とあります。これが多いのか、少ないのか?
2019年1月時点で「ホラー映画」のジャンルがhuluで122件、AmazonPrimeVideoで596件検索結果でヒットしました。Huluは映画はあまり強くないイメージがあるので、こんなもんでしょう。AmazonPrimeVideoのほうは思ったより多くてびっくりです。
オソレゾーンが数百本ということはアマゾンよりは少ないことになります。
単純な本数では「めちゃ多い!」というわけでは無さそうです。
本数より質
ただ、私自身は本数より質が重要だと思っています。
まずは良作のホラー映画をラインナップしてほしいと思っています。
例えばゾンビ映画であればロメロ作品はオールラインナップ、クラシックホラーもいわゆるカルトホラーのような根強い人気のある作品、例えばローズマリーの赤ちゃんなんかはほしいですね。
あとはサスペリアとか、スティーブンキング作品とか、みんなが知っていて「あれはいいよね」という作品なんかは入れてほしいなと思います。
ただそれだけではわざわざホラー映画特化させる意味もないかもしれませんね。
映画.comとのシナジー
個人的に期待しているのは映画.comのサービスとのシナジーです。
先ほどコンテンツ本数で言えば大した数がない一方で質が大事と書きました。
例えば映画.comのレビュー点数が3点以上の映画を集めるとか、要は「みなさまのお墨付き」の作品が厳選されていれば本数というのは大した問題ではないと思っています。
OSOREZONEへの恐れ
さて、次に恐れというか、心配事を書いていこうと思います。
おそらくこのOSOREZONE(オソレゾーン)については間違いなくホラー映画ファンが群がることが予想されます。
そんな目の肥えたホラー映画ファンを満足させるホラー映画の配信サービスができるのかという純粋な疑問です。
つまり、OSOREZONE(オソレゾーン)はホラー映画ファン向けだが、ホラー映画ファンはすでにホラー映画を大分見尽くしているのでは?という矛盾があるのです。
VODはライトユーザー向け?
私見ですが、動画配信サービス(VOD)の多くがライトユーザー向けが多いように思います。
というのもマニアックな作品というのは動画配信サービスでは配信されなく、自らDVDを買うか、借りてくるしかないという傾向があります。
つまり、VOD内のホラー映画とは普段ホラー映画を見ない人向け、という傾向が強いように思います。
ですのでVODをホラー映画特化でやることに少し矛盾を感じてしまう部分があります。
アメリカと日本の違い
実はアメリカではすでにホラー映画専門のチャンネルというのはあります。
ただし、ゾンビ映画一つとってもアメリカと日本ではそのカルチャーの馴染み深さは全く違います。
海外で成功したことをそのまま日本でやって果たしてうまくいくのかどうか、、、、
最後に
色々書きましたが、それでも期待してしまいます。
特にゾンビ映画好きな私としてははじめにゾンビ映画が大量放出される予定なのはいい試金石になりそうです。
また、結局値段が500円なので、毎月見たい作品が3本くらいあれば十分元が取れる計算です。
VOD業界もかなり競争が激しいですが、質か量かそのどちらかでホラー映画界の黒船になってくれれば十分勝ち目のある戦いだと思っていますのでぜひとも期待して待ちましょう!
ちなみにまだいつリリースかわかりませんのでまずはここでメールアドレスを登録するとリリース日にメールが来るらしいので登録することをおすすめします!
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